

Since 2000
富山市皮膚科・美容皮膚科はセキひふ科クリニック。皮膚科専門医・女医が常勤・お肌の不調は、お気軽にご相談ください。
セキひふ科クリニック
身体や心の鏡といわれるように,
心身の健康状態を
端的に映し出す人間の肌。
当院は従来の皮膚科に
美容的要素を加味した
まったく新しいタイプの
皮膚専門クリニックです。
医師、薬剤師、
看護師、栄養士、
医療エステティシャン
ヨガインストラクター
からなるチーム医療により、
自己治癒力を重視した
指導・治療を行います。
人の肌からトータルに
身体と心を見つめ、
皆様の健康と美しさを
総合的にサポートいたします。
健康コラム
健康・美容コラムを掲載しています
アトピー治療のアップデート:
生物学的製剤という選択肢
「生物学的製剤」と聞くと、
“重症の人だけが使う特別な治療”
“副作用が心配”
と感じる方も少なくないかもしれません。
しかし現在では、
生物学的製剤は
「QOL(生活の質)が大きく損なわれている人が、日常を取り戻すために検討できる標準に近い選択肢」
となってきています。
重症度だけでなく、
生活の困りごとが治療の判断において重要になっています。
■ こんな“日常のしんどさ”はありませんか?
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夜中にかゆみで目が覚める
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仕事・勉強・家事に集中できない
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服が擦れると肌がヒリヒリしてかゆい
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ステロイド・外用治療、保湿剤を続けても改善せず、常に肌の状態に振り回されている
もしこのような“積み重なるつらさ”を感じているなら、
たとえ「中等症」と診断されていても、
生物学的製剤を検討する価値があります。
■ 生物学的製剤は「悪化例だけの最終手段」ではありません
かつては重症例や難治例の“最後の手段”というイメージが強かった生物製剤ですが、現在は臨床試験や実臨床で効果と安全性が確立されてきています。
たとえば
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デュピクセント(デュプルマブ)は、
IL‑4/IL‑13 を標的にし、「炎症」「かゆみ」「皮膚バリアの異常」に三方向から作用する治療薬として、確かなエビデンスがあります。
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また、
アドトラーザ(トラロキヌマブ:IL‑13阻害) 、
ミチーガ(ネモリズマブ:IL‑31受容体抗体) なども、従来の外用や内服では十分なコントロールが得られない患者さんに対する新しい選択肢として登場しています。
当院では、患者さんの生活背景・症状の現れ方・これまでの治療歴を丁寧に伺ったうえで、必要な方にだけ、無理のない形でご提案しています。
■ “治す” ではなく
“整える” — 総合的な治療観
アトピー性皮膚炎は、
「皮膚のバリア異常」「免疫のアンバランス」「かゆみ・炎症」という複数の因子が複雑に絡みあう多因子疾患です。
だからこそ、
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外用治療やスキンケア
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生活環境の見直し
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患者さん一人ひとりのライフスタイルへの配慮
などを大前提に、
必要に応じて生物学的製剤を“追加の選択肢”として位置づけることが大切です。
当院では、そのような「患者さんの肌と生活を整える治療観」を大切にしています。
■ まずは、あなたが「今、困っていること」を教えてください
症状の重さは数字だけでは測れません。
眠れない、仕事や育児がつらい、薬では改善しない、肌の状態が生活を縛っている──
そうした“実生活の困りごと”こそが、
生物学的製剤を検討するべきかを判断する大切な指標です。
生物学的製剤は、
“つらい日常を少しでも楽にするための、現実的で安全性の高い選択肢”
です。
もし少しでも、「この治療、知りたかった」「相談してみたい」と思われたら、遠慮なくご相談ください。
あなたの生活に合った
最適な治療プランを、
一緒に考えていきましょう。

ご予約電話番号
076-427-2001
セキひふ科クリニック
〒930-0138
富山県富山市呉羽町7331
予約電話番号: 076-427-2001















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